相談すること

使用前(治療中・妊婦・高齢者・アレルギー等)と使用後(副作用の疑い・改善しない場合)に専門家へ相談すべき場面を解説します。

「使用上の注意」の2本目の柱が「相談すること」です。使う前と使った後、それぞれで専門家に相談すべき場面を整理しましょう。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

『相談すること』って、誰に相談すればいいんですかぁ?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

医師や薬剤師、そして登録販売者などの専門家によ。相談することには、その医薬品を使う前と使った後の、2つの場面が書かれているの。

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

まず『使用(服用)する前に相談すること』。
たとえば、医師の治療を受けている人ね。
今の治療と飲み合わせの問題が起こるかもしれないから。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

ほかにも、妊婦・授乳婦、高齢者、過去にアレルギーを起こしたことがある人、そして特定の症状(むくみ・排尿困難など)や基礎疾患がある人が対象になります。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

『使う前』は、そもそも使って大丈夫か確認するんだね。
じゃあ『使った後』は?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

『使用(服用)後に相談すること』ね。
使ったあとに、副作用と思われる症状が現れた場合よ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

発疹やかゆみ、吐き気などの症状が現れたときは、いったん使用を中止して専門家に相談します。
まれに重篤な副作用の初期症状であることもあるためですね。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

使ったあとに変な症状が出たら、我慢しないで相談するんですねぇ。

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

そう。
それともう1つ、『一定期間使用しても症状の改善がみられない場合』も相談の対象よ。
だらだら使い続けず、受診を検討すべきサインなの。

高梨 ひまり(笑い) 高梨 ひまり

『前は使って平気か』『後は症状が出たか・治らないか』——タイミングで分けると分かりやすい!

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

その整理でOKよ。
『してはいけないこと』が禁止事項なのに対して、『相談すること』は専門家の判断を仰ぐべき場面——ここをしっかり区別してね。

確認クイズ

添付文書の「相談すること」に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 医師の治療を受けている人でも、相談せず自由に使用してよい
  2. 一定期間使用しても症状が改善しない場合は、専門家への相談の対象となる
  3. 使用後に副作用と思われる症状が出ても、相談する必要はない
  4. 妊婦や高齢者は「相談すること」の対象に含まれない
こたえを見る

正解: 2. 一定期間使用しても症状が改善しない場合は、専門家への相談の対象となる

一定期間使用しても改善しない場合は相談の対象となるのが正解。医師の治療を受けている人は使用前に相談すべきで(選択肢1)、副作用と思われる症状が出たら使用を中止して相談し(選択肢3)、妊婦・高齢者も相談の対象に含まれる(選択肢4)。

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