薬は単独で使うとは限りません。他の薬や食品と一緒に使うと、効き目が強まったり弱まったりします。これが相互作用です。
先生、薬と薬を一緒に飲むと、何か起きるんですかぁ?
起きることがあるのよ。
それが相互作用。
複数の医薬品や、医薬品と食品を一緒に用いたときに、作用が強まったり弱まったりすることをいうの。
たとえば、同じ成分を含むかぜ薬と解熱鎮痛薬を一緒に飲むと、成分が重複して過量になってしまうことがあるわ。
相互作用は、薬が吸収・代謝・排泄される過程で起こる場合と、薬が作用する部位で起こる場合があります。
食品でも起こる点が見落とされがちですね。
食べ物でも?
たとえばどんなの?
有名なのはアルコールね。
お酒をよく飲む人は肝臓の代謝機能が高まっていて、アセトアミノフェンなどの代謝に影響することがあるの。
また、カフェインを含む医薬品と、コーヒーなどカフェインを含む飲料を一緒にとると、カフェインの過剰摂取になることもあります。
薬だけ気をつければいいわけじゃないんですねぇ。
そうなの。
だから購入者には『今、他に使っている薬や、飲んでいる健康食品はありますか?』と確認することが大切なのよ。
『重ねると強すぎ・弱すぎになる』——これが相互作用!
メモした!
確認クイズ
医薬品の相互作用に関する記述として正しいものはどれか。
- 相互作用は医薬品どうしの併用でのみ起こり、食品とは起こらない
- 複数のかぜ薬を併用しても、成分が重複することはない
- 相互作用により、医薬品の作用が増強したり減弱したりすることがある
- アルコールは医薬品の代謝に一切影響しない
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正解: 3. 相互作用により、医薬品の作用が増強したり減弱したりすることがある
相互作用で作用が増強・減弱するのが正解。相互作用は食品との間でも起こり(選択肢1)、複数のかぜ薬併用で成分が重複し得(選択肢2)、アルコールは代謝に影響する(選択肢4)。