血液は全身に酸素や栄養を運ぶ大切な流れです。そのポンプである心臓と、血液を構成する成分について詳しく見ていきましょう。
先生、心臓ってずっと動き続けてますけど、疲れないんですかぁ?
すごい臓器よね。循環器系の中心である心臓は、規則正しく拍動して血液を全身に送り出すポンプの役割をしているの。
心臓は4つの部屋に分かれていて、心臓から全身へ血液を送り出す血管が動脈、全身から心臓に戻る血管が静脈よ。
動脈は血圧が高いため血管壁が厚く弾力があります。
静脈には血液の逆流を防ぐ弁がある部分がありますね。
血液そのものは、何でできてるの?
赤いのはなんで?
血液は、液体成分の血漿(けっしょう)と、血球という細胞成分からできているの。
赤いのは赤血球のヘモグロビンの色よ。
赤血球はヘモグロビンを含み、酸素を全身に運搬します。
ヘモグロビンは酸素の多い所で酸素と結合し、少ない所で酸素を放す性質がありますね。
白血球と血小板は、何をするんですかぁ?
白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物から体を守る、いわば防衛隊なの。
感染すると数が増えるのよ。
血小板は、血管が損傷したときに集まって傷口を塞ぎ、止血する働きをします。
血漿は栄養分や老廃物、二酸化炭素などを運ぶ役割も担っています。
赤は酸素、白は防御、血小板は止血——血の成分もチームなんだね!
その通り。
それぞれ役割が違うから、どれが欠けても体は困るのよ。
確認クイズ
心臓と血液に関する記述として正しいものはどれか。
- 静脈は心臓から全身へ血液を送り出す血管である
- 赤血球はヘモグロビンを含み、酸素を全身に運搬する
- 白血球は酸素を運搬する働きをもつ血液細胞である
- 血小板は異物から体を守る免疫の中心的な細胞である
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正解: 2. 赤血球はヘモグロビンを含み、酸素を全身に運搬する
赤血球はヘモグロビンを含み酸素を運搬するのが正解。心臓から血液を送り出すのは動脈で(選択肢1)、酸素を運ぶのは赤血球で白血球ではなく(選択肢3)、異物から体を守るのは白血球で血小板は止血を担う(選択肢4)。