循環器系には、心臓や血管のほかに脾臓とリンパ系という重要な要素があります。古い赤血球の処理と、体を守る免疫のしくみを学びましょう。
脾臓って、あんまり聞かないけど、何してる臓器なの?
目立たないけど大事な臓器よ。
脾臓は循環器系の一部で、古くなった赤血球を処理する働きがあるの。
赤血球には寿命があり、古くなると脾臓の中を通る際に壊されて取り除かれます。
脾臓は血液を濾過するフィルターのような役割を担っていますね。
赤血球にも寿命があるんですねぇ。
古いものを片づける係だったんですかぁ。
そうなの。
脾臓にはリンパ球も多く存在していて、血液中の細菌などの異物を除去する免疫の働きも担っているのよ。
リンパって、よく聞くけど何なの?
リンパ系は、血管とは別に体内を巡る流れなの。
組織のすき間にしみ出た体液を回収して、最終的に静脈に戻すはたらきをしているのよ。
リンパ液はリンパ管の中を流れます。
リンパ管には所々にリンパ節があり、リンパ液中の細菌や異物をリンパ球やマクロファージが処理します。
かぜをひくと、首やわきのリンパ節が腫れるって聞きますねぇ。
それはリンパ節で異物と戦っている証拠なの。
リンパ球は白血球の一種で、免疫の主役の一つよ。
なお、リンパ系には心臓のようなポンプがなく、リンパ液の流れは主に骨格筋の収縮などによってゆっくり進みます。
血流に比べて流れは緩やかですね。
脾臓は古い赤血球の処理、リンパ系は体液の回収と免疫——セットで覚えとこ!
確認クイズ
脾臓とリンパ系に関する記述として正しいものはどれか。
- 脾臓は、新しい赤血球を作り出すことだけを行う臓器である
- 脾臓は古くなった赤血球を処理し、免疫の働きも担う
- リンパ液の流れは、心臓のポンプ作用によって速く循環する
- リンパ節には、細菌や異物を処理する働きはない
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正解: 2. 脾臓は古くなった赤血球を処理し、免疫の働きも担う
脾臓は古い赤血球を処理し免疫の働きも担うのが正解。脾臓は古い赤血球を壊す働きが中心で(選択肢1)、リンパ系にはポンプがなく流れは緩やかで(選択肢3)、リンパ節では細菌や異物が処理される(選択肢4)。