目の疲れやかゆみに使う点眼薬。正しくさせば効果的ですが、使い方を誤ると逆効果にもなります。点眼薬の基本を学びましょう。
目薬なんて、ただ目にさせばいいんじゃないの?
それが意外と奥が深いのよ。眼科用薬には、目の疲れやかすみに使う一般点眼薬、抗菌成分を含むもの、アレルギー用の点眼薬などがあるの。
抗菌点眼薬にはスルファメトキサゾールなどの抗菌成分が、アレルギー用点眼薬には抗ヒスタミン成分や抗アレルギー成分が配合されます。
目的によって使い分けます。
正しいさし方って、あるんですかぁ?
あるわ。
まず手指を清潔にして、1回1滴で十分なの。
目の容量から、それ以上さしてもあふれてしまうだけよ。
点眼のとき、容器の先端がまぶたやまつげに触れると、雑菌が容器内に入って汚染される原因になります。
触れないように注意が必要です。
コンタクトつけたままさしてもいいの?
原則として、コンタクトレンズを装着したままの点眼は避けるのが基本よ。
特にソフトレンズは、防腐剤などが吸着されることがあるの。
添付文書の指示に従うわ。
充血をとる成分もありますよねぇ?
はい。
結膜の充血をやわらげる目的で、血管収縮成分(ナファゾリン等のアドレナリン作動成分)が配合されることがあります。
ただし連用で充血がとれにくくなることがあります。
それと、点眼薬は開封後は長く使わないの。
雑菌の繁殖を防ぐため、表示された期限内でも早めに使い切るのが基本よ。
『1滴で十分・容器の先を触れさせない・開封後は早めに』——目薬にもルールがあるんだね!
確認クイズ
点眼薬(眼科用薬)に関する記述として正しいものはどれか。
- 点眼は効果を高めるため、1回に数滴まとめてさすのがよい
- 点眼薬の容器の先端は、まぶたやまつげに触れないようにする
- コンタクトレンズは、装着したまま点眼するのが望ましい
- 点眼薬は開封後も、表示された期限まで安心して使用できる
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正解: 2. 点眼薬の容器の先端は、まぶたやまつげに触れないようにする
容器の先端はまぶた・まつげに触れないようにするのが正解。触れると容器内が汚染される。点眼は1回1滴で十分で数滴は不要(選択肢1)、コンタクト装着時の点眼は原則避け(選択肢3)、開封後は期限内でも早めに使い切る(選択肢4)。