滋養強壮保健薬(ビタミン等)

ビタミンA・D・B群・C・Eの役割と過剰摂取(A・D)、カルシウム・アミノ酸、ニンジン等の生薬について解説します。

疲れたときや栄養が偏りがちなときに使う滋養強壮保健薬。ビタミンが中心ですが、とりすぎに注意が必要なものもあります。学びましょう。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

先生、ビタミン剤って、たくさん飲めば体にいいんですかぁ?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

それが必ずしもそうではないの。滋養強壮保健薬は、栄養補給や疲労回復を助けるけれど、成分によっては過剰摂取に注意が必要なのよ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンと、脂に溶ける脂溶性ビタミンがあります。
脂溶性は体内に蓄積しやすく、過剰摂取のリスクがあります。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

どのビタミンが何に効くの?
ごちゃごちゃになりそう。

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

整理しましょう。
ビタミンAは目や皮膚・粘膜の健康に、ビタミンDは骨の形成に関わるカルシウムの吸収を助けるの。
この2つは脂溶性で、とりすぎに注意よ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

特にビタミンAは、妊娠前後の過剰摂取で胎児に影響するおそれがあります。
ビタミンDのとりすぎは、高カルシウム血症などを招くことがあります。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

B群やC、Eはどうなんですかぁ?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝を助け、疲労回復に関わるの。
ビタミンCは皮膚や粘膜の健康を保ち、抗酸化に働くわ。
どちらも水溶性ね。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

ビタミンEは、血行を促し、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。
手足の冷えや、しびれの緩和などに用いられます。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

ビタミン以外の成分も入ってるの?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

ええ。
骨や歯のもとになるカルシウム、体の組織をつくるアミノ酸、それにニンジンなどの生薬が滋養強壮の目的で配合されることもあるわ。

星野 ひな(笑顔) 星野 ひな

『AとDは脂溶性でとりすぎ注意』——ここが大事なんですねぇ。
覚えておきますねぇ。

確認クイズ

滋養強壮保健薬(ビタミン等)に関する記述として正しいものはどれか。

  1. ビタミンA・Dは水溶性で、過剰に摂取しても体内に蓄積しない
  2. ビタミンA・Dは脂溶性で、過剰摂取に注意が必要である
  3. ビタミンB群は、目や皮膚の健康を保つ脂溶性ビタミンである
  4. ビタミン剤は多く摂取するほど体によく、過剰摂取の心配はない
こたえを見る

正解: 2. ビタミンA・Dは脂溶性で、過剰摂取に注意が必要である

ビタミンA・Dは脂溶性で過剰摂取に注意が必要なのが正解。A・Dは脂溶性で体内に蓄積しやすく(選択肢1)、ビタミンB群は水溶性(選択肢3)、脂溶性ビタミン等は過剰摂取のリスクがある(選択肢4)。

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