脳と神経系

中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経の区別、脳を守る血液脳関門、体性神経と自律神経への枝分かれを解説します。

体の司令塔である脳と、情報を伝える神経のネットワーク。中枢神経と末梢神経の区別、そして脳を守る血液脳関門を学びましょう。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

神経系って、脳と、あと何があるの?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

神経系は大きく2つに分けられるの。
脳と脊髄からなる中枢神経系と、そこから全身に広がる末梢神経系よ。

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

中枢神経系は、体のあらゆる情報を受け取って判断し、指令を出す司令塔なの。
脳は特に大量の血液を必要とし、多くの酸素とブドウ糖を消費するのよ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

脳は体重に対する重さの割合の割に、消費するエネルギーが非常に大きい器官です。
血液の供給が数分途絶えるだけで、重大な影響が出ますね。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

脳って、そんなに大事な場所なら、守るしくみもあるんですかぁ?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

あるのよ。
それが血液脳関門。
脳の毛細血管が、血液中の物質が脳へ移行するのを制限しているの。
有害な物質から脳を守る関所ね。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

ただし、血液脳関門は小児では未発達です。
そのため、小児は医薬品の成分が脳に達しやすく、中枢神経系への影響が出やすい点に注意が必要ですね。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

末梢神経のほうは、どういう分け方をするの?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

末梢神経系は、体性神経系と自律神経系に分けられるの。
体性神経は、感覚を伝えたり、自分の意思で体を動かしたりする神経よ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

一方、自律神経系は、意識とは無関係に内臓や血管などの働きを調節する神経です。
呼吸や心拍、消化などを、私たちが意識しなくても自動で調整してくれますね。

星野 ひな(笑顔) 星野 ひな

中枢は脳と脊髄、末梢は体性神経と自律神経…枝分かれで覚えるといいんですねぇ。

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

その整理で完璧よ。
特に血液脳関門と、次に学ぶ自律神経系は試験でよく問われるから、しっかり押さえてね。

確認クイズ

脳と神経系に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 中枢神経系は末梢神経のみからなり、脳や脊髄は含まれない
  2. 血液脳関門は脳への物質移行を制限し、小児では未発達である
  3. 脳は消費するエネルギーが少なく、血液の供給はほとんど必要としない
  4. 自律神経系は、自分の意思で内臓の働きを自由に調節できる神経である
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正解: 2. 血液脳関門は脳への物質移行を制限し、小児では未発達である

血液脳関門は脳への物質移行を制限し小児では未発達なのが正解。中枢神経系は脳と脊髄からなり(選択肢1)、脳は多くのエネルギーと血液を必要とし(選択肢3)、自律神経系は意思とは無関係に働く(選択肢4)。

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