動悸や息切れに用いる強心薬は、生薬が中心です。有毒成分を含むものもあり、正しい使い方が特に重要になります。
強心薬って、心臓を強くする薬?
なんかすごそう。
強心薬は、心臓の働きを整えて、動悸・息切れ・気つけ(気力の衰え)などの症状をやわらげる薬なの。
生薬を中心に配合されているのが特徴よ。
代表的な生薬がセンソです。
ヒキガエルの分泌物を基原とし、心臓の働きを助けますが、有毒成分でもあります。
有毒…!
それを飲んで大丈夫なんですかぁ?
だからこそ配合量が厳しく決められているの。
センソは1日量が5mgを超えないよう定められているのよ。
用法用量を必ず守ることが大切ね。
もう一つ大切な注意点があります。
センソは、口の中の粘膜に触れると局所麻酔作用による麻痺を起こすため、噛まずにそのまま服用することとされています。
噛んじゃダメなんだ。
ほかの生薬は?
ゴオウ(牛の胆石)、ジャコウ(じゃ香)、ロクジョウ(鹿の幼角)などがあるわ。
強心や、気つけの目的で用いられるものよ。
症状が続くときは、どうすればいいんですかぁ?
動悸や息切れは心臓の病気のサインのこともあります。
強心薬を一定期間使っても症状が続く場合や、激しい動悸・胸の痛みがある場合は、受診を勧めることが大切ですね。
『センソは有毒・1日量規制・噛まずに服用』——ここが一番の試験ポイントよ。
しっかり覚えましょう。
確認クイズ
強心薬に関する記述として正しいものはどれか。
- センソは無毒であり、配合量に特段の制限はない
- センソは口中で十分に噛み砕いてから服用するとよい
- センソはヒキガエルの分泌物を基原とし、1日量が5mgを超えないよう定められている
- 強心薬は化学的に合成された成分のみで構成される
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正解: 3. センソはヒキガエルの分泌物を基原とし、1日量が5mgを超えないよう定められている
センソはヒキガエルの分泌物を基原とし、1日量が5mgを超えないよう定められているのが正解。センソは有毒で配合量が規制され(選択肢1)、局所麻酔作用があるため噛まずに服用し(選択肢2)、強心薬は生薬が中心(選択肢4)。