一般用検査薬

尿糖・尿タンパク検査薬、妊娠検査薬(hCGの検出)、偽陰性・偽陽性、結果は目安であり受診勧奨が必要なことを解説します。

薬局で買える検査薬があります。自分で健康状態を調べられる便利なものですが、結果の読み取りには限界があります。正しく学びましょう。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

先生、病院に行かなくても、自分で検査できる薬があるんですかぁ?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

あるのよ。一般用検査薬といって、生活者が自分で採取した検体を使って、健康状態の目安を調べるものなの。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

代表的なものに、尿糖・尿タンパクを調べる検査薬や、妊娠検査薬があります。
いずれも、あくまで検査の補助であり、確定診断にかわるものではありません。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

尿糖の検査って、どうやるの?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

採取した尿に試験紙をつけて、色の変化を見るの。
食事などの影響を受けるから、検査に適したタイミングで採るのが正確な結果につながるわ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

妊娠検査薬は、尿中のhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を検出するものです。
妊娠すると分泌が増えるため、その有無を調べます。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

検査の結果って、いつも正しいんですかぁ?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

そこが大切なポイントなの。
検査薬には限界があって、本当は陽性なのに陰性と出る偽陰性、本当は陰性なのに陽性と出る偽陽性が起こることがあるの。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

たとえば妊娠検査薬は、検査時期が早すぎるとhCGが十分に増えておらず、偽陰性になることがあります。
判定時間を守ることも正確さのために重要です。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

じゃあ、結果が出たらそれで安心・確定ってわけじゃないんだ?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

その通り。
検査薬の結果はあくまで目安なの。
陽性が出たとき、あるいは陰性でも気になる症状があるときは、医療機関の受診を勧めることが大切よ。

星野 ひな(笑顔) 星野 ひな

『偽陰性・偽陽性がある、結果は目安、確定は受診』——ここが要ですねぇ!
覚えておきますねぇ。

確認クイズ

一般用検査薬に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 一般用検査薬の結果は確実で、確定診断としてそのまま用いてよい
  2. 妊娠検査薬は、尿中のhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を検出する
  3. 一般用検査薬では、偽陰性や偽陽性が起こることはない
  4. 妊娠検査薬は、検査時期が早すぎても結果に影響しない
こたえを見る

正解: 2. 妊娠検査薬は、尿中のhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を検出する

妊娠検査薬は尿中のhCGを検出するのが正解。一般用検査薬の結果は目安で確定診断にはかわらず(選択肢1)、偽陰性・偽陽性が起こり得(選択肢3)、検査時期が早すぎるとhCGが不十分で偽陰性になり得る(選択肢4)。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。