外皮系 皮膚

皮膚を構成する表皮・真皮・皮下組織の3層、汗腺による体温調節、そして角質層や皮脂による防御(バリア)の働きを解説します。

皮膚は体を覆う最大の器官で、外界から体を守る大切なバリアです。皮膚の3つの層と、体温調節や防御の働きを学びましょう。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

皮膚って、ただの『体の表面』でしょ?
そんなに大事なの?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

とても大事な器官なのよ。
皮膚は体を覆って外界の刺激や異物から体を守るバリアで、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層でできているの。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

いちばん外側の表皮の表面は角質層で覆われ、体内の水分の蒸発を防ぎ、細菌などの侵入を防ぐ働きがあります。
皮膚のバリアの最前線ですね。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

真皮には何があるんですかぁ?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

真皮には、血管や神経、汗腺、毛根などがあるの。
痛みや温度を感じる感覚点もここにあるのよ。
表皮より厚くて、皮膚に弾力を与えているわ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

いちばん下の皮下組織には脂肪が多く含まれます。
この皮下脂肪は、外部の衝撃をやわらげたり、体温を保つ断熱材の役割を果たしますね。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

汗をかくのも、皮膚の仕事なんだね。
あれって何のため?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

汗腺から出る汗には、体温を調節する大切な役割があるの。
暑いときや運動したとき、汗が蒸発する際に体の熱を奪って、体温を下げるのよ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

汗腺には、全身に分布するエクリン腺と、わきの下などにあるアポクリン腺があります。
体温調節に主に関わるのはエクリン腺ですね。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

皮膚が乾燥すると、なんだか調子が悪くなりますねぇ。

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

それはバリア機能が落ちるからなの。
皮膚表面は皮脂などで弱酸性に保たれ、細菌の繁殖を抑えているの。
乾燥や傷でこの防御が弱まると、感染や炎症が起きやすくなるのよ。

高梨 ひまり(笑い) 高梨 ひまり

表皮・真皮・皮下組織の3層、汗で体温調節、バリアで防御——皮膚って働き者だ!

確認クイズ

皮膚(外皮系)に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 皮膚は、外側から皮下組織・真皮・表皮の順に並んでいる
  2. 汗腺から出る汗の蒸発は、体温を下げる調節に関与する
  3. 表皮の角質層には、細菌の侵入を防ぐ働きはない
  4. 皮下組織には脂肪がなく、体温を保つ働きももたない
こたえを見る

正解: 2. 汗腺から出る汗の蒸発は、体温を下げる調節に関与する

汗の蒸発は体温を下げる調節に関与するのが正解。皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織の順で(選択肢1)、角質層は細菌の侵入を防ぐバリアで(選択肢3)、皮下組織には脂肪が多く断熱の働きがある(選択肢4)。

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